歩合給制の残業代計算の方法

給与として固定給以外に売上に応じてインセンティブが支払われる方法が採用されていることがあります。

不動産業や訪問販売の営業職などに多い給与支払い方式です。

成果次第で給与が変わることになりますから、たくさん稼ごうと思ったらどうしても働く時間が多くなり、所定労働時間を超えてしまうことも少なくありません。

では、このような歩合給制の場合でも残業代は支払われるのでしょうか。

もちろん、歩合給制でも残業代は支払われます。

ただし、残業手当の計算方法が、固定給のみの場合とは異なるので注意が必要です。固定給のみの場合は固定給÷所定労働時間×1.25×時間外労働時間で計算されますが、歩合給制の残業代は固定給部分と歩合給部分を分けて考えます。

固定給分は上記の計算式で行い、歩合給部分については歩合給÷(所定労働時間+時間外労働時間)×0.25×時間外労働時間を計算して合算します。

ポイントは歩合給部分の労働時間の対象が時間外労働も含めた総労働時間であること、0.25倍の割増となることです。

休日手当、深夜割増手当も同様に計算します。例えば、固定給が10万円、所定労働時価が160時間、歩合給が20万円、残業時間が40時間だったとします。

この場合は、固定給部分が10万円÷160時間×1.25×40時間で31250円、歩合給部分が20万円÷(160時間+40時間)×0.25×40時間で10、000円で合計41250円となります。なお、毎月支払われているからと言って通勤手当、家族手当は固定給の対象とはなりません。除外して計算することが必要です。

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